篠工芸 渦
#篠工芸 の歴史は古く江戸時代から農業の副業として
#那須高原 に自生する笹の仲間「しの」を利用し、
#ザル や #カゴ を作ってきました。
竹などと比べ柔らかく、それを活かした湾曲、軽くて使いやすい上に100年以上持つ耐久性が特徴です。
そんな那須の篠工芸ですが、
現在、伝統を守りながら制作されているのは2名のみ。
#栃木県認定伝統工芸士 の #平山一二三 さんと
今回Paddleでお取り扱いスタートする #篠工芸渦 の中村舞子さんの2名。
大変貴重な作品となります。
渦の中村さんは師匠でもある平山一二三さんがご高齢ということもあり、篠の調達にはじまり、作品と、なるまでの全ての工程をサポートされながらご自身の作品作りもされています。
今回、Paddleでは伝統的な編み方の
うどんざるとめかいかごをご紹介いたします。
#うどんざる
那須では小麦が取れ、うどんをよく食べたことから、
目の細かい編みのうどんざる。
#うどん ・ #そば 等の湯切り、お鍋の食材を並べたり、キッチンペーパー等を敷き天ぷらなどの油切りとしてもお使いいただけます。
この油が実は良い仕事をするらしく、篠をコーティングし艶を与えてくれるようです。
この話を聞き、個人的に思ったのは沖縄そばの油抜きも良いかも!っと、思いました。
市販されてる袋に入った沖縄そばは油まぶされたゆで麺状態が多いので、食べる前に軽く湯がいて油抜きします。
#めかいかご は、庭や畑から取ってきた野菜や果物を取り入れる為のもの。
#那須地域 ではあまり小さい野菜や果物がなかったことから目が少し大きめで粗い編みになったと言われています。
そのまま土や汚れを水で洗い流すことができ、
篠の形状・特性から、良く土が落ちると言われています。
どちらにも共通するのが、地域特性が反映されたモノ作りになってること。
あと、使い込むほどに篠の角がとれ、ツヤっとした良い雰囲気がでてきます。
お手入れも簡単。
食器用洗剤で洗って問題ありません。
洗ったあとや水場で使用した後は風通しの良い所でしっかり乾かしてください。
これだけ。
僕が沖縄と同じくらいの年月通ってる大好きな那須の伝統工芸品。
是非お手にとって見ていただきたいです。